大切な愛犬を亡くされて、悲しみに暮れている飼い主さま。
そんな中ですが愛犬を見送る準備が待っています。
私が愛犬を亡くしてからお見送りをするまでを、これから愛犬を見送る方の参考になりますよう書いていきますね。
- 愛犬が亡くなったらやること
- ペット葬儀の選び方
について書いていきます。
愛犬が亡くなったらやること①体を清めてあげる
2019年2月、よく晴れた日曜日に15歳だった愛犬が旅立ちました。
腎臓病と診断されてから2年。
療養食で緩やかに病気の進行を抑えていましたが、容体が急変して2週間、あっという間の旅立ちでした。
小型犬の寿命は15歳前後と言われているので、心のどこかで覚悟はしていましたが、愛犬が亡くなってその悲しみの中で葬儀について調べたり準備をすることは難しいと思っていました。
そのため存命中から情報収集していたので亡くなってからの行動はスムーズだったように思います。
愛犬が亡くなったのは冬場でしたが、お見送りまでなるべくキレイな状態でいてもらうためにやるべきことがあります。
愛犬が亡くなってすぐやることを五つ挙げます。
瞼を閉じてあげる
愛犬が亡くなったのは家族みんな目を離した10分くらいの間。
すぐに瞼を閉じてあげようとしましたが、うまく閉じられませんでした。
愛犬が旅立ったら、そっと瞼を閉じてあげてくださいね。
手足を折りたたんであげる
死後硬直が始まる前に、手足を折りたたんであげるといいです。
亡くなって一時間もすると、死後硬直が始まり体勢を変えるのが難しいです。
体を拭いてバスタオルなどにつつんであげる
愛犬の体に寄生していたノミやダニは宿主(愛犬)がいなくなると生活の場を移すと言われています。
体液が出てくることもあるので、バスタオルで愛犬をつつんであげましょう。
濡らしたタオルで体を優しく拭いてあげます。
内臓があるお腹部分を中心にアイスを置く
夏場はとくに体が傷むのが早いです。なるべく多くのアイスを置いて愛犬の体を冷やしましょう。
アイスを置く場所は内臓が集中しているお腹周り、背中などです。半日も経つとアイスは溶けてしまうのでまた凍ったアイスと差し替えてください。
鼻の穴や肛門に詰め物をする
人間でもそうですが、亡くなると体液が外に出てくることがあります。
鼻の穴や肛門にティッシュを詰めてあげましょう。
うちの子はチワワで、小さな鼻の穴にティッシュを詰めながら、こんなに小さなお鼻だったねとこの子が家に来た時のことを思い出してました。
生きてる間は閉まっていた肛門も、亡くなるとだらんと緩くなります。
下痢をしていたら濡らしたタオルで拭いてキレイにしてあげます。
一通り愛犬をキレイにしてあげたら、なるべく涼しく場所に安置しましょう。
愛犬が亡くなったらやること②ペット霊園を探す
ここから愛犬を見送る葬儀屋さんを探していきます。
ペット葬儀110番では、ペット葬儀社の仲介を担う会社で全国のペット葬儀と提携しており、24時間いつでも対応してもらえます。
うちも愛犬をどこで見送るか悩んだときに、提携先のペット葬儀屋さんを探してもらいました。
近くにペット霊園がない、もしくはまだペット霊園を決めていない方は、お近くのペット葬儀社を案内してもらえますので相談してみてくださいね。
なお相談・見積もりは無料です。
ペット霊園の種類
ここでは火葬する場合の選び方をお話しますね。
火葬には、
- 個別葬
- 合同葬
とがあります。
個別は愛犬だけ火葬してくれる方法で、合同葬は文字通り他のワンちゃんと合同で送る方法です。
私はこの子だけの骨をしっかり拾いたかったので、迷わず個別葬が出来るペット葬儀屋さんを紹介してもらいました。
悪質なところだと、お骨も拾えず、我が子の骨かどうかわからないものが骨壷に入って帰ってくることもあるそうです。
ペット葬儀屋さんへ火葬の予約
お願いする葬儀屋さんが決まったら、火葬の日程を決める電話をします。
亡くなってすぐに火葬するのか、二日くらいゆっくりお別れの時間を設けるのかは飼い主さんによると思います。
火葬ができる日程を相談して決めるとよいです。
私は亡くなってすぐに見送る決心が出来なかったので、二晩一緒に眠りました。
冬場なら二、三日くらい亡骸を安置していても大丈夫だそうです。
愛犬とのお別れ当日、ペット葬儀屋さんへ
そしてお別れ当日。
主人は仕事を休み、弟も駆けつけて家族でお見送りすることができました。
出棺の時に愛犬をお花いっぱいで送ってあげたかったので切り花を用意しました。
お花の種類は人間みたいに白にこだわる必要はなく、明るく送りたかったので黄色やオレンジのお花を抱えていきました。
ペット葬儀屋さんに着くと、お悔やみの言葉をいただき、葬儀の流れの説明を受けます。
私たちはゆっくり愛犬とお別れができるプランにしました。
愛犬を出棺するお部屋へ安置して準備に入ります。
ほとんど人間と同じような流れで進んでいきました。
お清めの清拭で体を丁寧に拭いてあげる。
お経を唱えてもらう。
愛犬の周りにお花や好きだったおもちゃ、おやつなどを添える。
今までありがとうって、たくさんお別れの言葉を交わす。
そうして出棺の時間になり送り出しました。
火葬が終わるとお骨拾いをします。
体に沿って骨を集めてくださっていて、骨を見てうちの子だ!ってわかるくらいキレイに残っていました。
アップルドームのチワワの頭は、頭蓋骨だけ見てもうちの子そのもの。
そして一つ一つ、どこの骨か説明いただき骨壷に納めていきました。
全ての骨を骨壷に納め、最後に頭蓋骨を納めたら大切に蓋を閉めました。
小型犬のチワワなので本当に小さな骨壷で、大事に手に抱いて帰りました。
葬儀が終わって四十九日まで
人間と同じで、四十九日までに三途の川へたどり着くと言われています。
家に持ち帰ったお骨は、四十九日までお家で供養してあげます。
四十九日を過ぎてからは、ペット霊園で供養してもらう方法があります。
年単位で更新するところや、永代供養してもらえるところなど、施設によって様々なので確認してみてください。
我が家は実は、亡くなって半年ですが、まだ家にいます。初盆を過ぎる頃、どうしようか決めようかな?
愛犬が亡くなったらやること、ペット霊園の選び方から葬儀の流れ
愛犬が亡くなってからペット霊園を探すのは、とても心の余裕がないと思います。
大切な愛犬をしっかり見送れる場所を、どうか愛犬が元気なうちに検討しておいてください。
ペット葬儀110番では全国のペット葬儀が出来る場所を探すことができますよ。
愛犬が亡くなったら、火葬までの間にキレイな状態を保つために
- 瞼を閉じる
- 手足を折りたたんであげる。
- お腹を中心にアイスで冷やし、なるべく涼しい場所に安置してあげてください。
お見送りの日まで、たくさん愛犬に語りかけて残り少ない時間を過ごしてあげてください。
飼い主さん、ご家族の皆さんが悔いなくお別れができますことをお祈りしています。